第19回ケアマネジャー試験の結果が公表されました。
今年は、約12.5万人の受験者で、昨年よりも約1万人の減少となりました。
今年から実務研修の時間が増えるので減少は予想されていましたが、減少率はそんなに高くありませんでした。(介護福祉士試験は実務者研修の導入で受験者は半減しました)
合格率は、15%を下回り、過去最低の13.1%と難易度はさらに高まったようです。
〇全国平均の合格率は13.1%でしたが、都道府県別では例年と同じですが、愛知県の16.8%と青森県の7.8%では2倍以上の開きがありました。
受験者の職種別の構成は、福祉系80%、医療系20%と近年の傾向どおりでしたが、
法定資格所持者以外の介護等業務従事者の受験者が増加したのが特徴でした。
第21回の試験から「介護等」が実務経験から除外されるので20回試験も同様に多くなることが見込まれています。
合格基準は、介護支援分野13点と昨年度同じ点数。保健医療福祉サービス分野は昨年よりも3点少ない22点となりました。
【試験結果の講評】
ケアマネジャー試験は、合格率13%台となり今や宅建(15.4%)よりも合格率が低い試験となりました。
しかし、介護支援分野は、25点満点で約50%の13点で合格ですので、受験勉強をせずに受験される方が多い試験でもあります。(出題内容は過去問対策で8割は得点可能なものです)
保健医療福祉サービス分野も35点満点で約63%の22点で合格です。(出題内容は過去問対策で9割は得点可能です)
なので、適切な「受験対策」をすれば100%合格できますので、大丈夫です。
第20回試験は、経過措置が適用される最後の年なので、大チャンスの年です。
近年変わってきている出題形式に対応できる教材を作成いたしますので、来年度もよろしくお願いします。